8. 真の例外 by これまで述べてきた通り、肥前刀の茎仕立ての掟で観れば、前項の偽物九点を除き、図版で案内したこれまでの作品は、その総ての物が極く普通に作られた掟通りの肥前刀である。例外として扱うような物など一点もなく、… 続きを読む →
8.1 真の例外 by これまで筆者が経眼した肥前刀の中に、太刀銘に切って角様の仕立てでありながら、正真と認められる作が二口ある。下図で表示の如く、初代忠国と二代行広がそれであるが、何故そうなっているのかは不明。例外中の例外… 続きを読む →