忠吉系肥前刀の本質を追求し、従来からの肥前刀の定説を大きく書きかえる画期的な論証を、豊富な図版とともに展開します。
より分かり易く体系化した論考は、初心の愛刀家から研究者に至るまで、肥前刀研究の決定版です。


著者について

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横山 学(号・鉄心)

昭和15年(1940) 福岡県生まれ。佐賀県立佐賀商業高等学校卒業。鞘師。肥前刀調査会代表。
昭和50年(1975) アメリカ・インディアナ州の実業家、コンプトン博士の招きに応じた故 本間薫山博・故 佐藤寒山博の推薦により彼の地へ赴き、日本刀の保存・修理の業に当たる。
昭和51年(1976) 帰国。忠吉系、肥前刀の研究を永年重ね、昭和52年(1977)から『刀剣美術』に連載した研究論文は31回を数える。